ホリエモンのスピーチはよかった
昨日、近畿大学卒業式の有名な動画を見ました。
ホリエモンのあの有名なスピーチです。
今日はその感想を書いてみました。
ホリエモンはこんなことを話してました。
新卒で入った会社に定年まで勤めあげて、結婚してこどもができて、家を建てて定年後は悠々自適に暮らす。そんな将来はあなた達の時代にくることはないでしょう。
大企業に入ったから人生安泰なんて考えはもうとっくに終わっている。これからは個人の力が到来します。
インターネットの普及で本格的に加速したグローバル化は、わたしたちの社会をがらりと変えました。
アメリカの企業が日本に拠点を構え、日本の企業はアジアへ工場をたてる。そしてアジアの工場は先進国の背中に追いつこうと奔走する。
結果、ローカルなルールは通用せず、世界標準ができあがる。
世界標準ができると、市場競争が国内に限らず世界を舞台に行われる。
今では札幌のマッサージ屋さんの値段がタイのマッサージ屋さんのそれと2倍しか変わらないようです。タイの経済発展は目覚ましく、あと5年後には価格は日本と同等かそれ以上。
富裕層も日本人以上に資産を持っているようです。
そして一方で先進国の経済は成熟し、モノ売りではなくコト売りの時代へ突入しました。
つまり、これからはいかに社会に価値を提供できるかが大事になります。
礼儀や年功序列という昔の体制のままの日本企業はこのままだと波に乗れず、淘汰されていくことでしょう。
一緒に沈むか、自分だけ他の小さな船で逃げ切りその波に乗るか。
こういう状況から、ホリエモンは学生たちに「個人の時代」と伝えたんだと思います。
今は、SNSなど、ネットというマーケティングツールはありがたいことに整備されています。
あと、欠かせないのは、自分に何ができて、何を伝えれるか。
つまり、自分の核を持たないといけないということですね。これはわたしの敬愛する師匠も良く話してくれます。
話を戻します。
えっと、まだまだ先のことになるかもしれませんが、近い将来はAIが台頭して労働力が低下した日本をささえるでしょう。
そして一方で雇用を失う人々も出てくるかもしれません。
そうならないうちに手を打っていく必要が私たちにはあって、しかも社会の役に立たないといけない。
そんな世の中を生きていこうとおもえば、今からしないといけないことは、
自分の強みは何なのか
自分しかできないことは何なのか
自分のしたいことは何なのか
どんな力量が必要で、そのスキルをつけるために何が必要か
これをしっかりと持つことが大事になってくるんでしょう。
それをしようと思えば、わたしの師匠が言うように、まずは世の中の課題を知ることが必要になってくる。
師匠が「まずは知ることが必要」とずっと言ってくれてたのはこのためだったのね。
ホリエモンのおかげで、改めて世の中を知るきっかけを持てました。