パリ協定
昨日の朝日新聞で、パリ協定の発効が決まったというニュースを読みました。
まずは世界が気候変動への課題に取り組むにあたっての第一ステップが完了したということですね。
パリ協定ではこんなことが謳われています。
- 産業革命以降の平均気温を2℃以下にする
- CO2を排出するすべての国が、5年ごとに削減目標を更新すること
- 先進国は資金を提供すると同時に、後進国も自主的に資金を提供すること
- イノベーションの重要性を位置付けたこと
こんなところだと思います。
1993年のCOP3で採択された京都議定書との違いは、CO2排出大国のアメリカと中国が率先して批准したことだと言われています。
このことから、近い将来、この2カ国が環境技術の覇権を争い、画期的な技術が開発されるかも、少しと思っています。
当然、日本にもその波及は大きいと思われます。
アメリカと中国がリードして作っていく法律や技術、製品は、課題がグローバルなだけあってきっと世界標準になることも予想されます。
そうなると、フォロワー国は、アメリカと中国が作った法律やルールに従う必要がでます。
日本にも当然大きな影響が出てくるでしょう。
日本の企業のスタンスとしては、とにかく情報を得ることが大事だと思いますので、外にアンテナを向けて行くこと大事だなと考えます。